転職活動を始めて最初に頭を悩ますのが応募書類です。
中でも職務経歴書は、今まで書いたことがないだけに、何を書いていいのか分からないのが正直なところではないでしょうか?
職務経歴書の書き方見本、フォーマットは別のサイトに譲りますが、具体的に何を書くのか?最も人数の多い営業職を例にとって、お話ししたいと思います。
職務経歴書はとにかく具体的に!
「職務」の「経歴」だからとつらつらと仕事内容を書いては企業側にアピールしません。
よく「○○を担当」とか「△△を開拓」とありますが、それがどのくらい重要なのか、そこでどのような成果を上げたのかを書かないと、あなたの実力が人事担当者には伝わりません。
そのため、取り扱っている商品や、営業エリア、対象顧客、営業方法など具体的に持ち込むのはもちろん、そうした仕事の結果を必ず数字で説明してください。
職務経歴書の書き方のポイント
①取扱商品は、例えば、「医療用医薬品」と書くよりも、「降圧薬」、「鎮痛剤」のように何の薬なのかもっと具体的に書いた方が良いでしょう。扱っている商品があまり知られていないものの場合は、解説を加えましょう。
②対象顧客は、「一般消費者」なのか、「企業」なのか、企業だとしたらどのような業種の人のどの部署の人なのかまで言及すべきです。
③営業方法は、テレマーケティングなのか実際に足を使って訪問するのか、訪問するのはルートセールスなのか、飛び込みなのか、といったあなたの営業活動が目に見えるよう具体的に記載してください。
④営業結果は、売上の予算額、達成率、前年対比等の数字を書きます。例え、予算未達の場合でも、前年対比や全社平均との対比など、数字が良く見えるよう、数字を拾ってきましょう。
⑤営業結果に関して、特にアピールしたい結果は、別枠で書いて下さい。その際、その結果のスゴさが分かるように、いかに難しい顧客だったか、目標がいかに高かったか、結果が他の社員よりいかに上回っていたか、といった点を強調するのは鉄則です。
⑥営業をする中で自分自身で営業方法を工夫してきたことを訴えてもいいですね。その方法が結果をいかに出したかまで触れられると説得力が増しますし、あなたの印象を強くできます。
営業は、非常につぶしが利くので、多少年齢が高くても、また、扱った製品が異なっても大丈夫です。相手の人事担当者は、あまり気にしません。むしろ幅広いキャリアとして評価してくれるでしょう。